クリスマスよりも重要な立ち位置を占めるキリスト教の祝祭「Easter(イースター)」を控え、こちらアメリカでは既に一か月ほど前からウサギやひよこがスーパーの菓子売り場を占拠しています。イースターが一体何なのかを知らぬまま、色とりどりに染められた卵だけはなんとなく見覚えがある方も多いかと思いますが、今回はこの重大なイベントがどんなお祭りであるのかを徹底的に解明いたします。 実はクリスマスより古い!真相は未だ謎多き祝祭 イースターは日本では「 復活祭 」と訳されており、その名の通り キリストの復活を祝う日 になります。十字架に磔にされたキリストは埋葬されて三日後に復活を果たしたとされており、キリスト教では「 Holy Week 」と呼ばれるイースター前日までの一週間で彼の磔刑と死を記念し、「 Easter Vigil(イースター前夜) 」に該当する時間帯(前日の日没から当日の日の出まで)よりイースターの祝祭が始まるそうです。 イースターはキリスト教では最古となる祝祭で、今年のイースターは4月16日(日)で行われますが、これはカレンダー上で固定された日付ではありません。 イースターに限らずその前より開始となる一連の祝日はLunisolar(太陰暦)に従って日程が決定される為、現在世界で幅広く用いられているグレゴリオ暦とはずれが生じてしまうのだそうです。これも東方教会と西方教会で考え方が異なるようですが、西方では毎年3-4月あたりを彷徨っているようで、ただ「 Easter Sunday 」とも言われているように毎年決まって日曜日に到来するようです。 『イースター』の語源 そもそもこのイースターの語源になりますが、残念ながら私が予想していた「もっと東(east+比較級-er)」との関係性は全くもってありません。 これには諸説あるそうですが、「 Eostre 」というアングロサクソンの女神の名前に由来しているというのが有力とされています。Eostreの他にあと9個ほど別の名前を持っていたと言われるこの女神ですが、そのルーツは 全て春を意味する「Eastre」にある と考えられているそうです。私だったら自分の名前がそれほどあったなら、幾つかは忘れてしまうかもしれません。 ウサギが卵を産む!?バニーとエッグの関係性 そして最も皆さんが気になるであろ
現地に来てわかった早稲田英文学の私の英語が全く通じないで、遊びに来ている人の英語が通じる理由。