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4月, 2017の投稿を表示しています

アメリカで病気になったら?役立つ24時間営業の薬局

先日といってもだいぶ前になりますが、ホラー映画の撮影の際に冬だったにもかかわらず終始冷たいスライムを浴びていた為、発熱と蕁麻疹に大変悩まされました。その時に大いなる助け船となってくれたのがアメリカの薬局チェーンでした。今回は個人的な体験からアメリカの医薬品に関して少しご紹介いたします。 突然の体調不良にも安心、アメリカの薬局は24時間営業 撮影後 に突如、 風邪による高熱と全身にわたる蕁麻疹 に襲われた私は、すぐさま近くの薬局へと駆け込みました。ご存知の方も多いかと思われますが、 アメリカでは病院にかかると大変な診察費 を要求されますので、よほど深刻な事態でない限りはできるだけ避けるのが利口です。そうは言っても、症状によっては自然治癒では完治しそうにないという場合もあると思います。そんな時、薬局は大変重宝すべき存在です。しかもこちらの薬局チェーンはありがたい事に 24時間営業 ですから、いつでも気兼ねなく薬を購入しに行くことができます。 日本で使い慣れたものは持参するのがベスト 代表的なのは CVS や Walgreen といった薬局チェーンです。これらで販売されている薬はちょっとした疾患の悩みを解決してくれます。日系スーパーなどに行けば、日本でも馴染み深いブランドやメーカーの薬が手に入らない事もないですが、販売されている地域が限られていますし、輸入の関係によって結構値段が張るのが難点です。 そうは言ってもアメリカのメーカーのものは手軽に入手可能ながら、中には日本人には効き目が強すぎるものもあるので、一番は日本から持参した馴染みの薬かもしれません(正露丸には結構助けられています)。 下調べをして選べばOK!効果的なアメリカの薬 しかし選び方を間違えなければ何の問題もなく使えるものもたくさんあります。私もこれまで肌トラブルや胃腸関係、生理痛など様々な種類を服用してきましたが、割かし副作用もなく十分な効果を発揮してくれているように感じます(とは言え、体質により異なりますので使用の際はその旨ご留意ください)。 なお蕁麻疹に使用した薬はこちらです。体質にもよるかと思いますが、 抗ヒスタミン剤含有のものがおすすめ らしいですよ。何はともあれ、薬の効果もあって即座に完治したので本当に良かったです。 日本からアメリカに来る際は慣れ親しんだ薬

ファーストフード普及の立役者、マクドナルドの歴史に迫る

世界中にその名が知れ渡っているマクドナルドは、現代のファーストフード産業には欠かせないスピーディーな商品提供の普及に大いに貢献しました。今回は現在の地位を築き上げるまでに至ったその長きに渡る歴史と共に、マクドナルドがこれまで発展してきたその裏側を解き明かします。 前身はホットドック屋、そしてバーベキュー 経済成長の著しい時代のアメリカに一大旋風を巻き起こしたマクドナルドですが、その長きに渡る歴史はニューハンプシャー州のManchester(マンチェスター)という街からはるばるカリフォルニアへと移り住んだマクドナルド一家の二人の兄弟、 Richard (リチャード)と Maurice (モーリス)が父のPatrick McDonald(パトリック・マクドナルド)がMonrovia(モンロビア;ロサンゼルス南東部にある街)の空港付近にオープンした「 The Airdrome (エアドローム;飛行場)」という ホットドック屋 を、カリフォルニア州の San Bernardino (サンバーナーディーノ)群に移設した事から始まりました。 その際店名が「 McDonald's Bar-B-Que 」と改められたものの、1940年の開店当初はハンバーガー店ではなく バーベキューレストラン として運営されていたそうで、また自動車の普及と共に変わりゆく消費者のニーズに応え「 Carhop (車内で注文するとローラースケートなどを着用した従業員が食事を届けてくれて車を停めたままその場で飲食できる)」という形式が採用されていました。 しかしその後ハンバーガーの売上が特に顕著である事に着目した兄弟は、1948年に スピードと手軽さを追求した最新のセルフサービス方式 を導入すべく、ハンバーガーをメイン商品に置くなどしてメニューの簡素化を図り、またこの時ようやく現在と同じ「 Mcdonald's 」に改名されました。 ちなみに余談ですが、彼ら兄弟は引っ越したばかりの頃にハリウッドの映画スタジオで雑用係として働いていたようです。こうした断片的なエピソードからも、当時からいかにハリウッドの映画産業が栄えていたのかを窺い知る事ができますね。 兄弟が創出した驚異の回転率とゴールデンアーチ この頃には既に「 The White Ca

競泳プール○○○杯分!スタバの驚くべき牛乳消費量

スターバックスと言えば真っ先にコーヒーを思い浮かべる方が大半かと思われますが、そこに注がれるミルクについて深く考えた事がある方はあまりいらっしゃらないかもしれません。今回は意外と知らないアメリカのスタバで大人気のコーヒー用ミルクについて解説いたします。 何が半分なのか?アメリカで人気のミルクとは  アメリカのスタバではセルフサービスコーナーに大きなミルクのボトルがおいてあります。日本のスタバと比較するとその内容量は三倍以上あるでしょうか。 その中でも、「 Half & Half (半々)」というラベルが貼られた魔法瓶に頻繁に出くわします。これは多いところでは 一つの店舗だけで2~3本おいてあるほど人気 を誇るミルクなのですが、何が半分ずつなのかと言いますと『 ライトクリーム 』と呼ばれる脂肪分が18-30%程度の生クリームを全体の50%を占めるほど加えた牛乳で、 コーヒー用に製造されたと言われています。普通の牛乳より コクが深く、まろやかな味わい を楽しむ事ができます。 なお、 スタバのセルフコーナーには他にも 「 Whole Milk (全乳)」や「 Non-Fat Milk (無脂肪乳)」、 「 2% Milk (脂肪分2%)」などが店舗によって用意されています。また、こうした セルフコーナーには常設していませんが、最近では牛乳由来ではない「 Soy Milk (豆乳)」や「 Almond Milk (アーモンドミルク)」、「 Coconut Milk (ココナッツミルク)」などもカウンターで注文することができます。 年間で競泳プール155個分!スタバが消費する牛乳  そのように新しいタイプのミルクが世間の注目を浴びてきているとは言え、それでもやはりコーヒー用ミルクとしての王道をひた走る牛乳由来のミルクの地位は揺らぎません。 このように何本ものボトルが全て満杯の状態で用意されていたとしても、朝などの通勤客が殺到する忙しい時間帯にはものの数分で空っぽになることがあり、バリスタさんたちも頻繁に補充に当たっている姿しばしば目撃します。 そうした絶大的な人気もあって、スタバではなんとおよそ 9,300万ガロン (約35,200万リットル)もの牛乳が 毎年消費されている そうです。これはオリンピッ